1月4日(月) 美波町の飲ませ釣り


あけまして おめでとうございます。

本年も当HPをよろしくお願いいたします。



2010年 初釣り。

釣り納めに続いて,源洋丸。



狙いの本命はメジロ・ブリなのだが,あてにならない青物のため

保険の小アジも積んでいくことに。



100発あれば,何とかなるか。


一気にブリ祭り会場かと思ったら

「ちょっとアオリやってみよか〜」ということで 港の前で釣り開始。

日の出を拝みながら 今年1年の安全と大漁を願う。



2、3カ所回ったものの 気配が全くないので 本命狙いへ。

朝イチのゴールデンタイムにアオリが全く触りに来ないということは…

潮が悪いということか。

いやな予感…



小一時間ほど走って 大島沖へ。



すでに4、5隻がベイトの群れを追いかけている。

上り潮が速く流れているようだ。

まずは 釣れそうなうちに枝2号の細いサビキでアジを確保しておく作戦。



最初の流しで1匹確保。

この調子で確保できるかと思ったら…


釣れない…


全然釣れない…


1時間で1匹掛かるかどうか。


昼までがんばって船6人で10匹あまり。


これでは勝負になりませんがな。




しびれを切らせて 飲ませサビキ用の仕掛け(枝12号)にしたものの

全くベイトが掛からず。


細仕掛けで掛からないのに太仕掛けに掛かるわけなく…

結局 飲ませサビキ仕掛けには1度もアジは掛からなかった。




前々 潮が全く流れていなかったため撃沈したが

今回は速すぎるせいか?底潮が悪いせいか? ベイトにやる気が全くなし。

まさに手も足も出ず。




午前中はいい凪だったが,午後から南風が強まってきた。

あっという間に どんぶらこ状態。


釣り開始からすでに8時間 15時を回っても 未だ船中獲物0!!

私は これまでブリ用のエサ アジ3匹しか釣っていない。


このままここで粘っても らちが明かないので,

この場所を捨て 漁礁周りへ移動することに。



水深120mの漁礁周りで わずかに残った弾(30m級のマルアジ)と

最初から積み込んでいた小アジで最後の勝負。



最初の流しで ガツンと鋭い当たり。

メジロやブリのアタリとは明らかに異なる根魚系のアタリ。

漁礁際なので,あまり待てない。

ハタ系の魚なら根に潜られてしまう。

合わそうか どうしようか悩んでいると

竿先を引き込む大きな当たりに反射的に竿を振り上げてしまった。


スカッ…




大きなマルアジを切り裂くような歯型。

皮を切り裂く噛み跡は間違いなくヒラメ。

30m級のマルアジに食い付き これだけのダメージを与えたヤツは

間違いなく大判であったはず。



気持ちを切り替え 次のアタリを待つ。

F川丸さんに本命らしきアタリ。



ようやく本命のメジロ ゲット。

ほかの方も小アジでハタやマトウなどの獲物をゲット。


もはやこれでもかと あきらめかけていると,何やら もたれるようなアタリ?

合わせてみても引かないが 何か付いている。



やっぱり…マトちゃんかい。

その後は アタリもないまま夕暮れ時を迎えた。



大きなクーラーボックスにはマトウダイと殉職したアジが3匹のみ。

これにて終了かと思いきや…

「アオリ行くで〜」



17時を回って 陽はすっかり落ちてしまった。

ここから延長戦ロスタイム。(笑)



南風が強く 船が上下に揺れ アタリとりにくいが 最後のチャンスは逃さない。

最初の流しでまず1杯。



胴長28cm


次の流しで サイズアップの1杯。



胴長30cmのキロアップ。


辺りも完全に真っ暗になった17:45

長い1日が終わった。


船中6人で これだけ…



今日は一体何が悪かったのか?サビキ仕掛けにアジが掛からず

勝負すらさせてもらえなかった。

前々回に続き源洋丸のブリ連勝ストッパーになってしまった。


自然の海のことなので,釣り人の思い通りにはならないものだ。


夕方まで全員○ボーズであったが、最後に何とかお土産確保。

大物狙いにボーズはつきもの。

これに懲りずに 今年1年大きなを狙っていこう。



本日の釣果 アオリイカ 胴長〜30cm 2杯  
         マトウダイ